ストレスは現代特有の病気…そう考える人も少なくありません。
人によっては、頻繁にカウンセリングルームに通ったり、メンタルコーチ、ヒーラーのサロンでストレスコントロール法を学んでいます。
ですが、金銭的になかなか通うのが難しいのが事実です。それ以外にも、予約のとりにくさや距離など…、自分の都合のいいようにはいかないものです(心療内科や精神科ならばなおさらそうです)。
そのせいもあり、ストレスの原因を突き止めてもらう機会というのは、なかなかないのが現状です。
この記事では、アミラーゼとストレスの関係について詳しくお話します。
ひょっとするとあなたのストレスは、アミラーゼと深く関わっているかもしれません。
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目次
そもそもアミラーゼって何?
アミラーゼとは、消化に関わる物質で、私たちにとってはなくてはならないものです。普段口にしている食べ物の消化をするときには、必ずと言っていいほど、アミラーゼが関わっています。
アミラーゼは、すい臓や口中にある物質です。すい臓は、消化のためにアミラーゼを作るはたらきがあります。
こういった医学用語は、かかりつけ医に直接質問しない限り、私たちは知ることがありません。
「アミラーゼ」は、名前だけは聞いたことがあるという方も比較的多いでしょう。
主にアミラーゼは、血液検査等の結果に表示されているので、その意味で知っている人も多いです。健康番組でもよく取り上げられます。
ですが、多くの医学用語は、ただでさえ私たちには馴染みがありません。
ですから、どこかで聞いたことがある、気になったカタカナ用語については、かかりつけ医にかかった時に、ついでに聞いておくのがベストです。
かかりつけ医から、健康情報を直接教えてもらえることほど、貴重な機会はありません!
アミラーゼとストレスには、どんな関係があるの?
アミラーゼとストレスについては、医学的な専門知識がなければ分かりづらいことも多いです。やさしく解説することが難しいのでしょう。
本や医学系のホームページを見ても、複雑で込みいった説明ばかりです。
なので、この記事では本当に簡単に説明します。
驚くべきことですが、唾液は血液が元となってできていると言います。
そして、唾液にはアミラーゼが含まれています。
それから、血液というのは、ストレスを受けると濃くなるのです。
つまり、そのようなときにはアミラーゼの数値も上昇するのです。
とても簡潔な言い方ですが、ストレス・血液・唾液・アミラーゼは、じつは相互に関わりあっているのです。
この意味で、アミラーゼが心の健康に深く関わっていると言えるのですね。
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アミラーゼ測定の必要性について!
ストレス検査といった場合には、自分の気分をチェックする問診票が一般的ですが、それだけではありません。
また馴染みは薄いですが、生化学的に(生物の体内の、化学的な状態を調べることで)ストレスを理解していこうとする研究も進んでいるのです。
問診票ではどうしても、自分の感じ方がメインになってしまうので、どうしても化学的なストレスの証拠を発見しづらいものです。
ですが、化学的にアミラーゼの検査をすることで、よりはっきりと厳密に、自分にのしかかっているストレスについて、知ることができるのですね!
唾液に含まれるアミラーゼは、注射をして採血をするよりも、簡単にできます。針を体に刺すことがありませんから、ストレスフリーですし、より安全です(注射針のストレスのせいで、ストレス値が上がってしまうことも防げる検査です)。
アミラーゼが高くなる主な原因はなに?
主に食べ過ぎは、アミラーゼを上げる原因です。たくさん食べれば、それだけ消化すべき食べ物の量は増えます。
従ってアミラーゼも、その食べ物の量に従って、多く使われるというわけです。
消化器系に負担がかかってしまうことは、良くないことなので、特に注意が必要ですね。
アミラーゼを正常に保つために生活で気をつけるべきことは?
食べ過ぎに気をつけることはもちろんですが、ストレスに日々さらされる生活は、決して健康的とは言えません。
消化器系(胃や腸)は、ストレスにとても敏感に反応します。過敏性腸症候群や胃潰瘍など、ストレスが原因になっていると言われる病気は、意外と多いものです。
じつは、リウマチやアトピー、ぜんそくもそうだと言います。
最もストレスに効く決定的な健康法は睡眠です。睡眠時間をきちんと確保することが、ストレスを癒すことに繋がります。
もしも今後一週間のスケジュールを作るときには、睡眠時間の確保を優先した形で、計画を練ってください。
延期しても良い活動は、翌々週に割り振るなどして、睡眠時間をきちんと確保できるように心がけてくださいね。
まとめ
アミラーゼを測ることは、心の健康に直結しています。
もしも血液検査等の結果が出て、アミラーゼの項目があったら、見るのをとばしてしまわないように注意なさってくださいね。
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