肺気腫はなかなか認知度が低い病気です。そのせいもあってか情報量も少なく、詳しくこの病気について知る機会はなかなかありません。

ですが肺気腫は、誰でもかかる可能性がある病気です。ほとんどの患者さんは喫煙者の方ですが、タバコを全く吸わない方でもかかる可能性はわずかながらですがあります。

肺気腫にかかってしまったときの寿命や生存率は、多くの人が気にするところ。

この記事でじっくり、これから説明していきますね。

 

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肺気腫ってどんな病気?

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肺の空気交換が、徐々にできなくなっていく病気です。と言ってもうまく伝わらないのですが、要するに、呼吸の機能が衰えていく病気です。

酸素ボンベでたとえてみると分かりやすいのですが、肺気腫になると、酸素を蓄えておくボンベの機能がなくなってしまうのです。

とてもぞっとするような事実ですが、本当にある病気です。

医学的には、「慢性閉塞性肺疾患(アルファベットでの略語・COPDがよく用いられます)」という呼吸器の病気のグループに属しています。

「慢性」と付いていますから、決してすぐに治るとは言えません。しかも呼吸器の場合には、修復不能という場合が多いです…。

ですから、完治させること、肺の機能を元どおりにさせることは、かなり難しいです。

すぐに完治させることができる決定的な治療法が、今はまだない以上、これは仕方がありません。一度かかると本当に手がつけられなくなってしまう…、それが肺気腫なのです。

肺気腫の原因は?

喫煙が最も決定的な原因だと言われます。

それに加えて、受動喫煙や遺伝も、肺気腫の引き金になるといっていいでしょう。

意外なことでしょうが、喫煙者の方も「受動喫煙者」です。個室の喫煙所や喫煙席というのはありません。ですから喫煙所には、だいたい数名のタバコを吸う人が常時いることが多いです。

喫煙者さんというのは、自分で煙を吸いますが、同時に別の喫煙者さんからの煙も吸っているのです。というわけで、喫煙者さんは「二重喫煙者」だと言える場合が多そうです。

 

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肺気腫を発症してからの寿命と生存率は?

まず、肺気腫を発症してからの寿命についてですが、それは治療を始めたときの病気の進行度によります。つまり、早期発見できれば長生きできる可能性が高くなる、ということです。

重症度や年齢にもよりますが、発症後5年で亡くなってしまうケースが多いそうです。もう少し長い、10年というスパンで見てみると、さらに生存率は下がります。

発症後、6割の方は、10年以内になくなってしまう確率が高い…と言われます。

重症の肺気腫にかかってしまった場合には、寿命をきちんとまっとうするのは難しいかもしれません。とてもつらい現実ですが、受け止めるほかありません。

発病後の生活は?

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発病後の生活は、禁煙を基本とした生活になります。肺気腫にかかる人のほとんどが喫煙者の方です。なので、この内容は主に喫煙者の方向けの内容になりますが、タバコは自殺行為です。

タバコをやめることが、病気の今後の進行を食い止めることに直結します。

喫煙者ではないのにかかってしまった方は、遺伝や受動喫煙を疑ってみるべきでしょう。普段吸う空気の質に、よく目を向けた生活を送ってくださいね。

お医者さんの中には、代替療法(補完医療)に対して肯定的な立場の先生もいらっしゃいます。お医者さんからの許可があれば、是非試してみるのもいいでしょう。症状の緩和につながるはずですよ。

鍼治療はさすがに危険なので(その効果を疑問視するお医者さんもいらっしゃいます)、おすすめしないでしょう。ですが、比較的安全に行えるアロマテラピーやホメオパシーならば、やってみてもいいと言っていただけるかもしれません。

西洋医学のお医者さんは、基本的に自ら代替療法をすすめてくれることはありません。ですから代替療法についての知識を集めるのは、主に患者さんの仕事ということになります。

お医者さん自身は、その代替療法を受けても、体に負担や支障が出ないかどうかだけ、判断してくれる場合が多いようです。

「この代替療法が絶対にいい!」と、あるひとつの代替療法にこだわる先生は基本的にはいないです。お医者さんは、どの代替療法に対しても中立的な立場を取っていらっしゃる方が多いです。

まとめ

肺気腫の怖さについてきちんと知っておくことは、禁煙のための良いモチベーションとなります。

タバコに手を出しそうになった時には、肺気腫のことを思い出しましょう。

そうすることで、着実に禁煙していけるはずです。

身近にタバコをやめたがっているのにできない人がいたら、肺気腫について是非教えてあげてくださいね。

 

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