すこし前と比べると、最近は冷え取り靴下は多くの人に親しまれています。
秋が訪れると履くのが習慣となっている方も多いのではないでしょうか。
大抵真新しい機能のグッズが登場すると、「他のものでまかなえるし、ものが増えるから嫌!」という人も多いようです。
ですが冷え取り靴下の場合には、靴下は毎日の必需品ということもあってか、多くの人が買い求めます。
そんな冷え取り靴下についてこの記事では紹介します。
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目次
冷え取り靴下の効果とは?
冷え取り靴下の効果は、その名の通り「冷えを取ること」ですが、単に「冷えさえ取れればいい」というコンセプトで設計されているわけではありません。
履き心地、エクササイズ効果、環境を意識した材質など、細かいところまで配慮が行き届いた製品が作られています。
冷え取り靴下が効くメカニズムは?
冷え取り靴下が効くメカニズムは、熱を足に保持するところにあります。とてもシンプルですが、とても難しく、熱は逃げて行きやすいものです。
たとえ生地が保温効果に優れていたとしても、生地の保温効果に頼るだけでは現代の寒さに打ち勝てないこともあります。
なので、生地編み方や縫い方に加工を施しているものも多いです。
また、天然の生地に化学繊維を絶妙なバランスで編みこむことで保温性を確保した製品もあります。
また、運動のエクササイズ効果を靴下に応用したものもあります。日常的に歩く動作も立派な運動です。
歩くと足が温かくなりますが、冬場はいくら歩いても足が冷えたままのこともあります。
そんな時にエクササイズ効果のある靴下を履くことで、エクササイズ効果も相まって、足が温まりやすくなります。
冷え取り靴下でよくあるめんげん反応
めんげん(瞑眩)反応とは、症状が改善される前に一反症状が悪くなったように感じることです。
好転反応とも言われ、代替療法のホメオパシーなどでも現れます。
およそ1週間〜2週間症状が現れるといいます。人にもよりますが、重症の場合には1か月経ってもまだ症状が残る場合もあるようです。
冷え取り靴下の場合には、靴下を履きはじめてしばらく、足が冷えた状態が続くというものです。
ホメオパシーの場合には、体内の毒素が排出されるために症状が起こると言われますが、冷え取り靴下の場合は、あまり毒素は関係していないと思われます。
もちろん冷えが起こる考え方として、体の毒素が関係するという見方もあります。ですが、冷え取り靴下を履いただけで毒素がめんげん反応によって出る、というのはいぶかしいところです。
冷え取り靴下を履いたときに起こるめんげん反応のメカニズムは、さまざまな説があります。絶対的に正しい説をひとつ選ぶのは難しいです。
効果があがっているのか、それとも効いていないのかが分からず、めんげん反応が出ると不安になるものです。
ですが、靴下を履くことでかえって足が冷えるということはありえません。なので、「冷え取り靴下を履いたせいでかえって足が冷えた」ということはないと言えます。
もともと靴下は足を温めるものですし、冷え取り靴下でなくても保温性はある程度確保されているものです。
「かえって悪くなった」と感じることの真相は、足のあまりの冷えに靴下が対応しきれていないというところにあると言えます。
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めんげん反応はあったほうがいいの?
めんげん反応が出ないことに越したことはないのです。冷え取り靴下を履いてすぐに効いたということは、とても喜ばしいことです。
人によってはめんげん反応を経て効果を感じる人もいますが、まったくめんげん反応を経験せずに、冷え取り効果をすぐに感じる人もいるのです。
先ほどホメオパシーを、めんげん反応が起こることがある療法として紹介しました。そのホメオパシーの理論をうち立てたハーネマンも、迅速に治ることに越したことはないと書き残しています。
めんげん反応なしに効果が出ることが、最も望ましいです。ですが、めんげん反応が出てしまったとしても、しばらく履き続けることで改善していくでしょう。
実際のめんげん反応の口コミ情報
めんげん反応を実際に知るには、やはり実際に使った人の声を聞くのが一番です。というわけでこの記事では、別のホームページを2つ引用し、めんげん反応について考察を加えていこうと思います。
〔引用1〕http://hietori-mengen.com/20130619-genkyou
〔引用2〕http://hietori-socks.info/onmusubi-hietori1ana/
〔引用1〕のホームページでは、冷えとり靴下を使った女性の方が、湿疹・生理痛・口内炎が出たと述べています。
〔引用2〕のホームページでは、実際にめんげん反応によって、靴下に穴が空いたと述べられています。
他のブログの記事も見ると分かるのですが、おふたりとも、かなり健康に対して意識が高い方です。
冷えに対しては積極的に、靴下以外でも対策をされています。湯たんぽや半身浴なども、積極的に日常生活に取り入れていらっしゃるご様子です。
おそらく、他の冷え対策との相乗効果もあり、めんげん反応が出たのでしょう。冷えに悩んだ人が当てずっぽうに冷えとり靴下を買い、「効かなかった」と騒ぎてているのとはまったく訳が違います。
めんげん反応が出る人とそうでない人の分かれ目は、日常生活の中で冷え対策をしっかりしていこうとする、意識の高さにあるといえるでしょう。
靴下以外の冷え対策もきちんと行うことが大切です。
効果やめんげん体験の口コミ情報はどう受け止めるべき?
口コミ情報は玉石混交で、サクラもいるおそれがあるので、慎重に読まなければなりません(先ほどの引用は写真付きですから、もちろんサクラではないと言えます)。
もうひとつ注意すべきことは、めんげん反応が出たことによってそのつらさに耐えきれず、靴下の使用をやめてしまった人も中にはいます。そのような人もいるということも念頭に置きましょう。
特に参考になるのは、個人のブログ記事です。実際に自分が使った写真を経過と共に紹介しているブログならば、信頼が置けます。
単なる字面の羅列だけの口コミでは、書いた本人の健康や冷え対策への意識の高さが分からないものが多いです。
それから購入には費用もかさみます。〔引用1〕のブログを書かれた方は、靴下モニターに参加した方ですが、私たちは運よくモニターに参加できることは稀です。大概「初期投資」をしなければいけません。
靴下で失敗しないためにも、自分の出せる予算をあらかじめ決めてから口コミを読むのがいいですね。
まとめ
いぶかしさはありますが、めんげん反応によって効果のあった人も確かにいるのですから、めんげん反応自体を否定することはできません。
メカニズムは明らかでなくても、効くということはあります(医学では麻酔がその例です)。
めんげん効果はあくまでも、冷え取り靴下の効果を語るときの一局面に過ぎません。
予算と口コミから、自分に合う冷え取り靴下を、注意深く検討していくことが大切です。
それから、自分自身の健康や冷え対策への意識の高さも、靴下の効果を実感するためには欠かせないと言えます。
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