インフルエンザ脳症は、だいたい5歳くらいまでのお子さんがかかるものなので、成人の方には全くなじみがないかもしれませんね。

ですが、命に関わる重大な病気で、成人の方も無関係・無関心ではいられません(大人の方の発症例もあります)。

この記事では、インフルエンザ脳症について、ぜひ知っておきたい知識についてお話します。

 

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インフルエンザ脳症とは?

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まず「脳症」とは、その字の通り脳の病気です。

そのメカニズムについては、仮説ですが、以下の通りです。

強いウイルスが体にいるせいで、ただでさえ免疫機能の働きは落ちます。体の免疫機能は、いつも通り正常には働きません。

そして、免疫機能が「誤作動」を起こしてしまいます。

主な症状は、脳に誤作動が生じ、むくみ、腫れができてしまうものです。これが「脳症」です。

ウイルスが脳に達してしまうと「脳炎」と呼ばれるのですが、この「脳症」は、ウイルスが脳に達するわけではありません。

完全に原因が分かっているわけではないのですが、免疫機能の不調…だと考えておいて良いでしょう。

「インフルエンザにかかったときに、付随して起きる、脳の病気」…、それがインフルエンザ脳症です。

なお、解熱剤を使うことによっても、発生のリスクが上がってしまう病気です。

 

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インフルエンザ脳症の原因は?

ウイルスが「起爆剤」となって、脳に誤作動が出てしまう…という考え方があります。

免疫機能は、体の防御と敵の攻撃を担います。通常なら、異物であるウイルスを倒す働きです。

ですが、ウイルスの影響で体のバランスが崩れ、どこまでなら攻撃していいかが判別できない状態になっています。

そもそも免疫は、異物(敵)を判別できなければいけません。

ですが、攻撃・防御が度を超えてしまい、異物(敵)が何(誰)なのか、見分けがつかなくなってしまうのでしょう。そして、自分の脳を敵だと間違ってしまうのかもしれません。

ワクチンや解熱剤も脳症の原因に!?

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先ほどお話した、脳にウイルスが入る「脳炎」は、一説にはワクチンが「起爆剤」となって起きてしまう説があります。

「脳炎」と「脳症」は区別されますが、脳症でもひょっとすると、体を治すために体に入れたワクチンや解熱剤が原因になっているかもしれません。

ワクチンや解熱剤が原因となって、免疫機能を一人歩きさせて、暴走させてしまう原因を作るかもしれません。こちらの場合でも、結局敵と自分が分からなくなり、意識の中心である脳を攻撃してしまうのです。

ですが、ワクチンは打っておくことによって、インフルエンザが重症になるのを食い止める働きをします。解熱剤の使用は少なくともいけませんが、ワクチンの使用までは否定できません。

薬害説の真相は?

インフルエンザ脳症については、医学的な証拠がまだ薄いせいか、さまざまな憶測が飛び交っています。そのひとつが、「製薬会社が仕掛けた薬害説」です。

インフルエンザ脳症についても、ワクチンの効果と同様に、お医者さんによって見方が一定しません。

なので実際の治療を受ける私たちは、とても不安になるものです。

しかしながら、薬害説の真偽はどうであれ、命を救うことが医学や薬学の目的です。

治療を行うお医者さんと、治療を受ける私たち患者が、健康を取り戻すために、互いの方針に同意しあって、話し合いや検討を常に欠かさないことが大切です

感染症の治療法は、がんなどの生活習慣病に比べると、治し方が比較的決まっているものも多いです。なので、お医者さんによってはベルトコンベアー式に流してしまう方もいます。

ですが、そんな場合でも、自分や家族が受ける治療について、細かい確認を欠かさないことが大切ですよ。

インフルエンザ脳症の症状は?

インフルエンザ脳症は、意識の中心である脳がうまく作動しない状態なので、意識にひどい症状が出ます。

幻視、幻覚、感覚の異常、けいれん、発作…、主に意識の部分に支障が出ます。

インフルエンザ脳症だと気付かない場合には、「インフルエンザにかかった途端に人格が変わってしまった…」、と思ってしまうことでしょう。

とにかく、意識の部分に支障が出ますから、まるで人が変わってしまったようになってしまうのですね。

まとめ

インフルエンザ脳症の原因は、未だに不明な点も多く、たくさんの仮説がある状態です(「インフルエンザ脳症」というよりも、脳症自体のメカニズムも不確実な点が多いと言います)。

医学的に決定的な結論が出るまで、まだ時間が必要だと言えます。

しかし、解熱剤を服用してしまうことで、脳症の原因を作ってしまうと言われます。ですので、インフルエンザにかかったときには、お医者さん以外の処方には従わない姿勢が大切です。

それから、念のため代替療法の治療を試みたい人もいるでしょうが、病み上がりの体力回復の時期まで、しばらくお預けです。注意してくださいね。

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