インフルエンザは症状が重い感染症ではありますが、比較的軽めの症状で済んでしまう人もいるといいます。
なるべくなら、症状は軽めに抑えたいところ。症状が軽い人が羨ましくも感じます。
この記事では、インフルエンザの重さ・軽さに注目してお話していきます。
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目次
インフルエンザの症状が軽い人の、具体的な症状は?
主に普通の熱と変わらない症状、体のだるさ、関節の痛み、もうろうとした意識、ふるえ、頭痛…などが挙げられます。
とは言っても症状は軽めですから、一人でトイレにも行けるし、料理だってできてしまうかもしれません。
立ったときのふらつきも、あまり感じないかもしれませんね。
症状が軽い人と重い人の違いは何?
ひとつの理由として、予防摂取をしているかどうかで、症状の重さが決まってくると言えます。
もちろん、予防摂取を受けたからと言って、絶対にかからなくなるわけではありません。
ですが、予防摂取のお陰で症状が比較的軽く済んでいる…、そう考えるのが妥当なのではないでしょうか?
おすすめ記事:インフルエンザ予防接種の副作用(副反応)とは?子供は熱と腫れで・・・
インフルエンザの種類によって、症状の重さは決まるの?
インフルエンザにはいくつかの種類がありますが、症状が軽めの種類…というのは「ない」と思ったほうがいいでしょう。
確かに、たまたま流行しているインフルエンザ自体が弱いものということはあるのですが…、その弱いインフルエンザを受けて、実際に軽い症状で済むとは限らないのです。
症状の出方は、最後は人によります。
極めて重い症状が出る人も中にはいるのです。したがって、インフルエンザの種類によって症状の重さは決まるわけではなさそうです。
ですが、最も重いのはA型のインフルエンザです。一般的に「インフルエンザにかかる」と言ったときには、このA型のインフルエンザのことを指します。
とは言っても、B型やC型のインフルエンザにまったくかからない人がいないわけではありません。また、症状の重さも、B型とC型だからといって、必ず軽いものになるとは言えません。
油断できないのです。
それから、症状の感じ方は人それぞれです。周りから見て軽症でも、本人にとっては重症…ということはよくあります。
軽めのインフルエンザにかかった方に対しての言葉かけにも、注意したいところですね。
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どのインフルエンザにかかったかを知る方法は?
素人目では全て同じに見えます。どれも「あまりにもひどい高熱」としか思えません。
お医者さんからの診断によって、どの種類のインフルエンザにかかったかを知ることができます。
ウイルス自体には人を選ぶ能力はありませんので、どの種類のウイルスにもかかるおそれがあります。
いざという時のために、今準備できること!
マスク、手洗い、うがい…などなど、基本的な感染症対策はもちろん大切です。ですが、それ以上に事前に考えておくべきことがあります。
地震などの災害が来たときのシミュレーションや確認を、家族全体ですることはもはや一般的になりました。
ですが、感染症の場合はどうでしょうか⁉︎
「もしも家族の中で、だれかがインフルエンザにかかったら…」ということを想定して、シミュレーションをしたり、確認し合ったりすることは、なかなかありません。
感染症も立派な「災害」です。これまでの歴史をかんがみても、世界的な感染症のパンデミックは何回もありました。
感染症の大流行は、地震などの災害同然!!十分匹敵するものです。
できることなら家族全員で、予防摂取を受けにいく計画を立てるのが、まずいいですね。
もしかしたら、「そんな予防摂取ぐらいで、計画を立てるなんて、大げさ…」、そう思われる方も多いかもしれませんね。
ですが、予定は未定。
計画をしっかり立てなかったために、毎年、予防摂取を受け損なったというご家族がかなりあるようです。
それを考えると計画を立てることはとても重要です。
予防摂取は一大イベント!?
秋から冬にかけては、メディアでもしきりに、インフルエンザ対策情報が流れます。そのせいもあってか、クリニックや診療所には、予防摂取待ちの人がたくさん待合室にいます。
それを思えば、予防摂取は早いに越したことはありません。待合室で長い時間待たされることを考えれば、予防摂取の日程を組むのはまさに一大イベントです。
お仕事や自分の予定を、時には犠牲にしなければいけないこともあるかもしれません。
冬が深まってくると、予防摂取を受ける人とインフルエンザの患者さんが同じ待合室にいる…ということも、案外珍しくなくなります。
もちろんこの状況は、うつることを考えれば良いものではありませんね。
いざという時に、症状が軽く済むようにするためにも、予防摂取は欠かせませんよ。
おすすめ記事:インフルエンザの予防接種の効果はいつからいつまで?
まとめ
インフルエンザの症状の重さは、予防摂取をしているかどうかで決まる側面があると言えます。
なるべく症状を軽めに抑えるためにも、予防摂取は欠かせません。
もちろん、予防摂取をしたとしても重いインフルエンザにかかることはありえますが、それでも予防摂取の効果を無視することはできません。
症状をなるべく軽くするために、予防摂取も含めて、今から対策を始めていきたいですね。
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