インフルエンザの予防接種は、感染予防には欠かせません。
予防接種は、決して珍しい感染対策ではなく、あまりにもポピュラーなものですね。
ですが、いつ予防接種を受ければいいのかわからずに悩んでいる方がいるのも事実です。
この記事では、予防接種を受けるのにぴったりな時期について、詳しくお伝えします。
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目次
インフルエンザが流行る時期は?
インフルエンザは、例年、秋・冬に流行ります。秋といっても、本格的に寒くなってくる10月下旬ごろからです。
秋・冬は、寒さに加えて乾燥もひどく、ウイルスが大変好みやすい環境です。
それから、秋・冬は、インフルエンザの感染予防が遅れやすいものです。
「秋・冬は火の用心!」と言われる通り、火事にも気を付けなければなりませんし、手荒れや肌の乾燥などにも気を回さなければなりません。
現実的には、インフルエンザの予防は後回しになりやすいと言えます。
この状況も流行りやすさの一因となります。
寒さと乾燥に加え、この状況も加わり、流行りやすくなるのです。
インフルエンザの予防接種の開始時期は?
自治体やクリニックにもよるでしょうが、だいたい10月前後くらいから予防接種を始めるところもあります。
最寄りのクリニックの予防接種の開始時期に合わせて、予防接種を受けるのが理想的です。
そのときについでに、2回目を受けるべきかどうかも、先生に確認しておきましょう。
2回目を受けるべきかどうか悩むところですが、この点についてはお医者さんによっても意見が異なります。
担当してくれたお医者さんの意見を尊重するのが一番です。
その時に「1回だけでいい」と言われたら、そうしましょう。
自分の周囲に2回目を受けた人がいると、どうしても自分も受けないといけない…と思ってしまいがちです。
ですが、周りに流されず、担当医の言いつけを守るのがベターです。
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インフルエンザの予防接種を受けるのに最適な時期は?
医療機関の混み合い具合を考えると、必ずしもすぐに予防接種を受けられるとは限りません。
秋・冬の平日は、小さな町の診療所であっても、いつもどこでも混雑していますし、予約を取るのもうまくいかないことが多いものです。
理想的には、最寄りのクリニックが予防接種をし始めた時期が最適ですが、すぐに予約が殺到します。
運良く自分の時間の都合だけで予防接種を受けられればいいですが、なかなかそうもいきません。
ですが、せめて12月に入る前までには、予防接種を済ませておくのがいいでしょう。となると…、11月中いっぱいが最適な時期です。
よく巷でささやかれる最適な時期とは、予測されたインフルエンザのピーク時期から逆算されたものです。
ですが、予測は外れることもあり、前倒しになって流行った場合には一大事です。
それを考えれば「予測は外れるもの」だと思って、先延ばしにせず早め早めに、予防接種を受けにいく計画を立てるのがベストです。
予約の取りやすさや、自宅からの近さも関わってきますが、確実にクリニックに行って予防接種を受けてください。
予防接種を受けに行く日に注意すべきことは?
クリニックには予防接種以外の目的の患者さんもたくさんいらっしゃいます。なので、予約日にクリニックに行くときには、マスクを忘れないようにしましょう。
それから、予約時間ぴったりに自分が予防接種を受けられるとは限りません。
前の患者さんの診察が長引く場合には、時間通りにはいかないもの。それも覚悟して、予防接種の予約日には、自分の予定を詰め込まないようにしたいですね。
午前中に受診するときには、午前中に他の用事は入れないのがいいですね。午後に受診する場合には、その逆です。気持ちにも時間にも、十分に余裕を持ちましょう。
ストレスなく、スムーズに予防接種を済ませるためにも、計画を綿密に行うことが大切ですよ。
お年寄りの方が家族にいる場合に注意すべきことは?
お年寄りの方は加齢によって、免疫力が低くなっているので、感染予防には一層注意を払いたいところです。
自治体によっては、お年寄りの方の予防接種に意欲的なところもあります。家庭状況によっては、無料で受けることができる措置もあるそうです。
とても安い値段で受けることができます。クリニックを受診する前に、自治体のキャンペーンや措置・控除をまず確認してくださいね。
お年寄りの方の場合には、予防接種を受けられない場合としては、既往症があるかもしれません。現在持っている病気や、過去の病歴などによっては、予防接種を控えるべきだと言われることもあるかもしれません。
お医者さんの指示に従いながら、お年寄りの方の予防・対策には、家族が力を尽くしましょう。
まとめ
インフルエンザの予防接種を受けるのは、11月中いっぱいがベストです。とはいっても、理想的にはなるべく早めに受けるのが一番。
秋になった段階で、すぐに予防接種を受けられるのならば、それに越したことはありません。まずは、最寄りのクリニックやかかりつけ医に聞いてみてください。
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