花粉症のつらい症状は、慢性化しやすいです。
特に、咳や痰が止まらない方が最近は増えていると聞きます。
喉の症状はひどくなりやすく、しかも治りが悪く、どう対処すればいいのか迷ってしまいます。
この記事では、そんな花粉症の時の咳や痰について、詳しくお話します。
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目次
咳やたんが止まらないのはなぜ?咳喘息かも!?
咳やたんは、呼吸器に不調があるときに出る症状です。
ですが原因が何なのかは、私たち素人が突き止めるのは困難。
厳密に、原因が何なのかを知りたいときには、お医者さんを受診するほかありません。丁寧な問診や検査をしてくれると評判の病院を選びたいですね。
とは言っても、病院へ行く前の段階で、何となく当たりを付けたいもの。
咳やたんが止まらない時には、ウイルス性の疾患、風邪、アレルギー、ぜんそく、呼吸器の病気…などなど、様々な可能性があります。
花粉症は、季節性の鼻炎やアレルギー疾患でもあるということで、同じ治療がなされることもあります。
咳喘息の場合、喉の痛みと激しい咳がひどいです。ぜんそくのような発作が出るわけではなく、特に咳の症状だけがひどい場合です。
花粉症の季節の咳は、当然花粉症だと思ってしまいがちです。ですが、じつは他の病気の前触れだったりすることもあるのです。
ちなみに、ぜんそくになった場合には、発作が出ます。咳喘息のときには出ませんが、ぜんそくになってしまうと、治療はより大変になります。
早期発見がとにかく大切なのですね!
花粉症のこのシーズン、咳だけが何だか異常に激しいと感じているならば、まずは病院を受診しましょう。
単なる季節性の花粉症ではない場合を疑ってみるべきです。
市販薬は飲まないで!
基本的に、市販薬にはあまり頼りすぎないほうがいいです。
風邪薬や咳止め、解熱剤など、体の不調を和らげるためにどうしてもお家にある薬に手が伸びます。
しかし、薬のせいでかえって体調を崩してしまう可能性もあるのです。
( それよりも民間療法のほうが、体への負担になりにくいです。)
きちんとお医者さんを受診した上で、咳の原因をはっきりさせるほうが、完治までの時間を短くできます。
花粉症のシーズン、咳だけがひどいと感じる場合には、処方せんをいただくほうが確実です。
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咳やたんが止まらない時の対処法
ここからは、咳やたんが止まらない時の対処法について、セルフケアでできる範囲のものをご紹介します。
どれも副作用がほとんどでない民間療法で、応急処置として実践しやすいものです。是非やってみてください。
ちなみに、民間療法は絶対に副作用がでないとは言いきれません。人によって、体質によって、体への負担になることもあります。少しでも気分が悪く感じたら中断してくださいね。
それから民間療法は、西洋医学の治療を受けながら並行して行うのが良いです。民間療法を行なっておしまいにせず、必ずお医者さんを受診してください。( 民間療法で症状が和らぐと、何となく完治したような気分になってしまいがちです。)
《 乳製品を摂らないでみる 》
人によって感じ方はさまざまですが、乳製品を摂らないようにしてみると気分が良くなる…という場合があります。
特にチーズを食べると、たんが止まらなくなるという方もいます。
ヨーグルトも体に良い乳製品で、チーズに比べれば体の不調を感じにくいです。
ですが、人によってはヨーグルトでも体に合わない人はいます。
乳製品をよく食べる習慣がある人は、食べる量を減らしてみるといいかもしれません。
一種の民間療法ですが、やってみる甲斐はあると思います。
《 温湿布を作ってみる 》
温湿布も、民間療法の中では比較的よく行われます。応急処置として便利で、自然派志向の人に根強い人気があります。
作りかたは簡単です。厚みのあるタオルをお湯につけて、よく絞るだけ。やけどに気を付けてください。
リンゴ酢を少し混ぜたお湯で、温湿布を作るのが呼吸器には効果的。喉や胸を締め付けないように、作った温湿布を当てて、安静にするのがいいです。
酸味の効いた香りは呼吸器の健康に良いそうです。
《 ニンニクを摂ってみる 》
これも民間療法ですが、ニンニクを積極的に摂ることで、呼吸器の不調が和らぐそうです。
ニンニクは万病に効く薬として、民間療法で使われた歴史が長いです(化膿止めにも使われた歴史があります)。中でも、呼吸器によく効くそうです。
ニンニクのサプリメントならばきっと続けやすいでしょう。
ですが、糖尿病の人など、体質や持病によってはニンニクを摂らないほうが良い人もいるようです。
西洋医学や補完療法の先生に相談することを忘れないでくださいね。
まとめ
体調が悪いと感じたら、無理をしないことがポイント。
喉の不調だと、どうしても我慢してしまいがちですが、我慢はかえって体に良くありません。
無理な我慢を強いるせいで、症状が慢性化してしまうことだってあり得ます。
休養第一に、自分をいたわるのを忘れないでくださいね。
そのためにも、病院を受診しましょう。適切な治療を早く受けることが、結果的にはセルフケアよりも効率がいいのです。
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