生牡蠣は食中毒の原因、とよく言われますが、生牡蠣自体になじみがない人も多いのではないでしょうか。

内陸部に住んでいらっしゃる方が漁村を旅をしたときに、貝にまつわる感染症の知識がないせいで、生牡蠣の食中毒にかかってしまうことがよくあります。

漁村に住んでいらっしゃる方から見れば、当然分かりきっている知識であっても、山村出身の人はそのことを知らず、そのせいでかかってしまう場合があります。

このことは国内旅行に限らず、海外旅行でも言えることです。

また、内陸部に住む人が魚介類を手に入れる場合には、当然漁村よりも鮮度は落ちます。運搬のための時間が長くなるので、それだけ食中毒の危険も高くなります。

この記事では、うっかり見落とされがちな生牡蠣の食中毒についてお話をします。

 

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生牡蠣の食中毒は必ずノロウイルスなの?

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生牡蠣の食中毒にはいくつか種類があるので、「絶対にノロウイルス!」だと言い切れません。

貝毒(かいどく)といって、毒のあるプランクトンを食べた貝を、人間が食べることでかかる食中毒もあります。

はたまた、寄生虫の場合もあります。

それから、腸炎ビブリオという菌が原因になることもあります。

腸炎ビブリオって? どんな感染症なの!?

腸炎ビブリオは夏場に起こりやすい食中毒です。海中にもともと住んでいて、魚介類に付いてしまったものを人が食べると、食中毒を引き起こします。

加熱で死んでしまう菌なので、なまものや加熱不十分の料理によってかかると言えます。

それから、なまものを保存しておく容器や、調理用の包丁・キッチンばさみ・まな板も感染源になります。

熱湯に次亜塩素酸ナトリウム(殺菌用の化学薬品)を溶かしてつけ置き洗いをするのがおすすめです。

理想的には、冷蔵庫の中も日常的にお掃除するのがいいですね。

先ほど紹介した次亜塩素酸ナトリウムを混ぜたお湯を、霧吹きのボトルに入れて、冷蔵庫に噴射します。そしてティッシュペーパーで拭き取ったりするのもいいですね。

なおこういった対策は、菌やウイルスが何であろうと、感染症にかからないための重要な対策になります。

それと、余談ですが、腸炎ビブリオは菌の仲間です。感染症を引き起こすのは、目に見えない微生物(寄生虫・菌・ウイルス)全てです。

決して「ウイルスだけが危険!」というわけではありません。特に、魚介類の場合(特に淡水魚)には、寄生虫も心配されるところです。

もちろん貝類にも寄生虫はいるので、食中毒予防のための加熱が不可欠であることは言うまでもありません。

 

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 生牡蠣でノロウイルスに感染したときの症状とは?
旅行は特に危険なシチュエーション!?

ノロウイルスに感染した時の症状は基本的に、感染源が何であっても変わりません。

従って、生牡蠣が感染源の場合も、発熱、下痢、嘔吐、震え、意識がもうろうとする…といった症状が出ます。

こうして見ると、単なる風邪引きで熱が出た時と、症状は大して変わらないように見えてしまいますね。

だからこそ、生牡蠣が感染源の食中毒は危険なのです。

旅行疲れで風邪を引いてしまった、慣れない気候のせいで体調を崩してしまった、旅行の移動の疲れで熱が出てしまった…、といった具合に、誤解をしやすいのです。

本当は魚介類(生牡蠣のみならず)が感染源だという場合が多いのに…。

特に旅行中の場合には、食中毒でなくても、慣れない環境のせいで疲れ、体調が崩れます。

また、国内旅行であったとしても、慣れない土地で病院にかかるのはとても気持ちが滅入り、旅行疲れもなおさらひどくなります。

私たちにできる、魚介類によってかかる食中毒の対策!

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極力旅行中は、なまものを食べるのは控えましょう。

また、国内旅行であっても、ガイドブックやインターネットのレビューなどで、自分が食べるお店についてよく知っておきましょう。

なるべく評判が良いお店で、食事をするようにしましょう。

旅行のみならず、食中毒には注意が必要です。外食をする際には、それこそちゃんと加熱しているのかを監視したり、材料の保存体制が衛生的かどうか見せてもらったりは、もちろんできません。

自分で調理するわけではないからこそ、外食はどこで何を食べるかが重要になってきます。

ノロウイルスの潜伏期間はどれくらい?

大抵は1日から2日の潜伏です。ということは、症状が出た日からさかのぼって、昨日と一昨日に食べたものを思い出すことで、食中毒の疑いがあるかを見分けられます。

本当に厳密な診断はお医者さんに任せるにしても、あたりを付けることは素人でもできます。

昨日か一昨日に魚介類を食べた場合には、ノロウイルス感染症に要注意です。

まとめ

生牡蠣を含む魚介類からも、ノロウイルスに感染することがあります。ノロウイルスではない可能性もあるので、素人判断はできないのですが、ノロウイルスに感染する確率は高いです。

主な症状は発熱、下痢、嘔吐などです。潜伏期間は1日から2日と比較的短めで、ひとたび症状が出てしまうと、せっかくのお出かけや旅行が台無し担ってしまいます。

ノロウイルスの存在にも気を付けながら、楽しい旅行や食生活をおくりたいものですね!

 

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