「食べ物で病気を予防できるの?」と、いぶかしく思う人もいるでしょう。

ですが、病気に使われる薬というのは、もともとは食べ物でした。

昔は薬草を含め、食料が医薬品の代わりでしたが、化学が発達して、食品や薬草の全成分を調べられるようになりました。

そして、含まれている有効成分だけを抽出して、実験室で人工的に調合できるようになりました。

これが今の医薬品の始まりです。

医薬品のもとをたどれば、食べ物に行きつきます。それを考えれば、食べ物で病気を防げる考え方は間違いではありません。

この記事では、ノロウイルスの場合に効く食べ物について紹介します。

 

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ノロウイルスの予防のためにとっておきたい栄養素は?

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ノロウイルス感染症は胃腸炎の一種なので、胃腸に活力を与えられる栄養素が何よりです。

例えばポリフェノール(抗酸化物質)の一種、タンニンは炎症を抑えたり、粘膜を守ってくれる働きをします。

また、ムチンという成分も、胃の粘膜をやさしく保護してくれます。

ノロウイルスによって弱った胃や腸の粘膜に働きかける成分が、最も適しています。

ノロウイルスの予防におすすめの食べ物3選

れんこん

れんこんはなかなか食べる機会が少ない食べ物かもしれません。ですが、知る人ぞ知る健康食材です。タンニンとムチンが豊富に含まれています。

大根

消化に良い野菜として知られています。消化酵素をたくさん含んでおり、消化力を強くします。

ですが、加熱をすると有効成分が失われてしまうので、大根おろしで食べるのがおすすめです。

トマト

トマトは消化不良を改善する効果があります。日頃から食べ続けることで、消化機能を強くする効果に期待できます。抗酸化物質のリコピンも健康に良いです。

 

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ノロウイルスの治療中におすすめの食べ物3選

チーズ

乳製品が体に合わないという人もいますが、食べても平気ならば、チーズは良い療養食になります。

栄養価も高く、滋養食としてはもってこいです。もちろん乳酸菌も入っているので、腸を健康にしてくれます。

バナナ

言わずと知れた栄養価の高い果物です。固形物が食べにくいときには、スムージーにして飲んでもいいですね。食物繊維も含まれているので、便通を良くします。

ノロウイルス感染症にかかると、便からウイルスを排出します。それを促すのに最適です。

かぼちゃ

甘みがある食材を食べるとほっとするものです。特に治療中は、ほっとした気持ちを感じることが何よりの治療になります。

かぼちゃには先ほど紹介したムチンが含まれています。胃にやさしい食材です。

食事法を実践する上で、何か役に立つ情報はあるの?

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「食事法を考えましょう」といきなり言われても、迷ってしまうのが普通です。そこで、食事法を実践するのに参考になる情報は何なのか、その一例をお伝えします。

まずひとつは「マクロビオティック」です。

穀物を中心とした食生活をすすめるもので、一時期ブームになりましたね。

女性向けの美容情報、というイメージを持たれやすいのですが、性別を問わずに実践できる食事法です。美容のみならず、病気の予防や療養食作りにも役立ちます。

流行りのダイエット法や商業主義にあやかったもの、とも思われがちですが、その内容は非常に論理的でシステマチックです。決してすぐに廃れてしまうものではありません。

もうひとつは「アーユルヴェーダ」です。

古代インド時代から続く医学で、代替療法の代表格です。体質や食べ物の消化に、特にフォーカスされた療法です。

消化に良い食べ物とそうでない食べ物を明確に区分する考え方を持っている点も特徴のひとつです。

よく「日本の食文化に合わない」と言われますが、専門の治療家のもとで適切なアドバイスをもらうならば話は別です。日本の食文化に置き換えた形で、食事法を指導してくださいます。

また、ライフスタイルやライフステージのみならず、個人の好き嫌いまでも考慮した上で、とるべき食品を教えてくださる方もいます。

健康なときに一度、専門家の開くレッスンを単発で受けてみたり、カウンセリングを受けてみるのが、結果的には病気への良い備えになります。

まずは、かかりつけ医(西洋医学)に一度、どんな自然療法ならば実践しやすいか、アドバイスをいただいてみてください。

あなたの体質やライフスタイルに合うものをおすすめしていただくのがいいでしょう。

それからアレルギーの血液検査を一度受けてから、どの療法を選ぶのか決めるのもいいですよ。

例えば、「穀類でアレルギーが出た場合には、念のためマクロビオティックは避ける」といった選択ができます。

まとめ

ノロウイルスの予防と治療中に良い食材は、ムチンやタンニンが多く含まれる、消化に効く食べ物がぴったりです。

ですが、治療中には「食べられそうなものから食べる」のがいいので、ムチンやタンニンに強くこだわる必要はありません。

栄養成分にこだわっているうちに、嫌いな食べ物ばかりになってしまった、ということは避けたいですね(大抵、嫌われやすい食べ物が病気によく効きます)。

ひとつの好きな食べ物だけを加えすぎないようにするのも(栄養価が偏りやすいです)、予防食や療養食を作るときのポイントです。

 

おすすめ記事:ノロウイルスの治療時に最適な食事とは? 通常食はいつから?

 

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