おたふく風邪は大人になってからかかると重症化する恐れのある病気です。

「ちょっと扁桃腺が腫れているな…風邪かな?」と安易に判断することはとても危険です。

治療が遅れると重篤な合併症を引き起こす可能性もあるのです。

そこで、この記事では、大人のおたふく風邪が重症化したらどうなるのか?

その予防法・対処法についても詳しく見ていきます。

 

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大人のおたふく風邪の症状とは?重症化したらどうなる?

大人がおたふく風邪に感染すると、子供が感染した時の症状のように、40度近くの高熱が続きます。

ほほの後ろ側や顎の下が腫れ上がったり、耳の下あたりに痛みが生じることが多く、食事をとることも困難になります。また、腹痛や下痢などもまれに見られます。

そして、怖いのが合併症です。特に大人は重症化しやすく、髄膜炎や、肝炎、膵炎を引き起こすことも…。難聴の症状が出たり、ひどい時はそのまま聴こえないようになることもあります。耳鳴りやめまいが出ると注意が必要です。

そのほかにも注意しておかないといけないことがあります。

男性であれば睾丸炎、女性では卵巣炎膵炎です。

睾丸炎は睾丸に痛みが出て、大きく腫れあがります。生きる信楽焼のたぬき状態が続くのです。

卵巣炎は黄色っぽいおりものの量が増え、下腹部痛や腰痛、不正出血などの症状が出ます。ひどい時は嘔吐や下痢、高熱が続きます。

大人のおたふく風邪は重症化しやすい!その理由とは?

子供のころにおたふく風邪にかかっていない大人がかかってしまうと、抗体ができていないために高熱が出て合併症状が出やすく重症化しやすいということです。

逆に子供のころおたふく風邪にかかっていたり、予防接種を受けていれば、体に抗体ができているので、重症化を防げます。

ただ、必ずしもそうなるということもなく、大人になってから初めてかかる方でも、症状が軽かったりする場合もあるようです。

一般的に病気は潜伏期間があり、そこから症状が発症、そして収まって回復期に入ります。

おたふく風邪の場合、感染する期間は症状が発症してから約10日程と言われています。ある程度症状が治まったとしても、人に移す危険性があるので、病院の医師と相談の上、仕事に復帰しましょう。

 

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おたふく風邪にかからない為の方法

おたふく風邪は飛沫感染、接触感染が原因です。

そこで、咳やくしゃみなどで唾液が飛ばないようにマスクをしたり、こまめに手洗いをすることによって感染するリスクを下げることができます。

おたふく風邪だけでなく、多くの病気の感染リスクを下げることにつながりますので、習慣づけしましょう。

お子様がいるご家庭では特に注意が必要です。

保育園や幼稚園といった感染リスクの高い環境で子供たちは過ごしています。帰宅した際は、必ずお子様の手洗いをする、人通りの多い環境に出かける際は、感染予防にマスクを着用するといった心構えは必要です。

また、乱れた食生活をしていると免疫力が低下し、多くの病気に感染しやすくなります。バランスのとれた食事と十分な睡眠、適度な運動をするように心がけましょう。

おたふく風邪にかかってしまった時の過ごし方

おたふく風邪の症状である、耳の下の腫れや発熱、首の痛みが出たら、内科か耳鼻科の受診を受けましょう。

その際、他の人に感染を広げないようにマスクを着用するようにしてください。

おたふく風邪専用の薬はありませので、対処薬が処方されます。熱や、炎症を和らげる薬、鎮痛剤などが出されることが多いです。

そのあとは、栄養のあるものを摂り、しっかり休養をとってください。

下痢や腹痛という症状も出ることがありますので、しっかり水分を摂ることも忘れずに心がけてください。

また、痛みがある箇所を冷やすと、痛みや腫れが和らぎます。

飛沫感染と接触感染でおたふく風邪は感染しますので、ご家族と同居している方は、タオルや食器などは一緒に使わないほうが賢明です。

感染拡大させないための最低限のルールを確認しておくのも有効かもしれません。

まとめ

「大人になってからのおたふく風邪は重症化しやすい!?」という、いわば都市伝説的な話は聞いたことはあったけど、なぜそうなるのかということが今回で少しお分かりいただけたでしょうか?

大人になってからの感染は、合併症状が出やすく、子供のころには現れないであろう症状が出るというのが怖いですね。

どんな病気でもそうですが、できる限り感染リスクを下げる努力が必要のようです。

おたふく風邪は飛沫感染、接触感染が原因ですので、人通りの多いところに出かける際はマスクを着用し、帰宅後は速やかに手洗いをすることが肝心です。

睾丸炎や卵巣炎、膵炎や肝炎、難聴などの合併症にならないとは限りません。

バランスのとれた食事としっかりとした睡眠、適度な運動を習慣づけて、「大人おたふく風邪」を吹き飛ばしましょう!

 

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