帯状疱疹はいつがピークなのかわからないほど、強い痛みが出続ける病気です。
痛みがいつ和らいでくるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、帯状疱疹の痛みのピークについて、詳しくお話します。
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帯状疱疹の痛みとは?
帯状疱疹の痛みとは、原因となる水痘(すいとう、水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスが、体の神経に悪さをして起こす痛みです。
当たり前のことですが、人間の体には、神経が通っていない部分はありません。
ウイルスによって一度神経に悪さをされると、体中が痛くなり、日常生活は困難になってしまいます。
帯状疱疹の痛みとは、神経をウイルスにのっとられてしまう、とてつもなく危険な痛みです。
帯状疱疹のピークはいつからいつまでなの?
じつは、帯状疱疹のピークはありません。と、いうのも、自然にウイルスの活動が落ち着く、ということはないからです。
一度かかってしまうと、徹底的に神経に悪さをしてしまいます。
強いてピークを挙げるとすれば、皮膚の疱疹が出始めた時期です。疱疹が出始めた時期というのは、ウイルスが活発に体内で活動している時期です。
ピークの終わりは、医師からお薬を頂いて、痛みが和らいできたあたりでしょう。
帯状疱疹は、自然にピークが終わらない、重大な病気なのです。
帯状疱疹の痛みを和らげる方法は?
お医者さんから受ける治療としては、飲み薬と塗り薬があります。処方せんで頂くお薬には、即効性があります。なので、これが最も痛みを和らげるのに向く方法です。
早期発見であればあるほど、薬を多く飲む必要はなくなります。薬の効き目を保つために、1日にたくさん飲み直すこともなくなります。
重症化してしまった場合には、軽症の時よりも、多くの薬が必要になると言えるでしょう。
塗り薬も処方されますが、塗り薬にはステロイドが含まれるものもあります。ステロイドには、皮膚の炎症をすみやかに和らげる効果があります。痛みも同時に和らげてくれます。
ですが、体の免疫力も下げてしまう副作用があります。
帯状疱疹を治すときに、免疫力が下がってしまっている状態は、とても危険な状態です。ウイルスに打ち勝つエネルギーは、免疫力から来るのです。
免疫力が下がってしまっていると、さらに回復が遅れてしまいます。
塗り薬のお陰で皮膚の炎症を和らげることができるのは確かです。ですが、このようなジレンマが付きまとうのです。
じつは塗り薬を使うことには、このようなとてもリスキーな一面があるのです。
痛みを和らげるための最もよい治療法は、早期発見をすることにつきます。
早く見つかれば見つかるほど、このようなリスキーな治療を防ぐことができるのです。
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体の痛みを見逃さないで!
湿布や痛み止めを自分で買おうと思えば、病院に行かずとも薬局で簡単に買うことができます。
ですが、帯状疱疹の痛みは、薬局で売られるお薬ではまかないきれない痛みです。お医者さんからの正しい診断と処方せんが不可欠なのです。
体が痛くなったときには、まずは軽い気持ちで「診察を受けて、湿布や痛み止めの処方せんを頂いてこよう」と思うのが、帯状疱疹の予防するのにできることです。かかりつけ医に、体の痛みを一度みてもらうのです。
そのときに、帯状疱疹の可能性はないのかをきちんと診察して頂きます。まさかその体の痛みが帯状疱疹だとは、痛みの出始めには誰も気付きません。
「帯状疱疹の疑いはないか、きちんと見ていただけますか」ときちんと話しましょう。ちょっとした体の痛みが、大事につながる可能性もあります。
だからこそ、お医者さんから直接、湿布薬や痛み止めを処方して頂くべきなのです。
薬局でも手に入るような湿布薬や痛み止めを頂けた時には、「今回は帯状疱疹の可能性がなかった」と言うことです。これで日々の生活を安心しておくれます。
危険がない、という確証を、直接お医者さんから頂くことを忘れないでくださいね。
まとめ
なるべくリスクが高い治療を受けないで、痛みを和らげるためには、早期発見が欠かせません。
ちょっとした痛みでもあなどらず、面倒くさがらず、かかりつけ医に相談する姿勢が大切ですよ。
帯状疱疹は、自然に症状のピークがおさまる病気ではありません。ウイルスはとことんまで体に悪さをします。医師の治療がなければ、痛みを和らげることはできません。
早期発見のためにも、今、体に痛みがある方は念のため、かかりつけ医や近所のクリニックを予約なさることをおすすめします。
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