帯状疱疹になってしまうと熱が出てしまいます。なので、最低でも1週間は休む必要があり、仕事にも穴が空いてしまいます。
それから、せっかく仕事に復帰したとしても、後遺症が残ることはあるのでしょうか?「後遺症のせいで仕事にならない。」ということがあっては困ってしまいます。
この記事では、帯状疱疹で仕事を休んだほうがいい場合の判断基準と、治った後に後遺症が残るのかどうかについて、詳しくお話します。
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目次
帯状疱疹にかかったら、仕事を休むべき!?
仕事に出てしまって、うつるのが心配…
帯状疱疹は基本的にはうつらない病気です。ですので、出勤しても問題ないと思う人が多いでしょう。しかし、帯状疱疹は立派な病気です。きちんと休みをとって、体調が良くなってから仕事に復帰するべきです。
無理に仕事をしてしまうと、かえって痛みが悪化したり、回復が遅れてしまいます。
仕事を休んだほうがいい場合の判断基準はあるの?
病気であることに変わりないので、自分を優先させましょう。帯状疱疹の診断を受けた時点で、仕事は一時ストップさせましょう。
熱が出てしまっている時にはもちろんですが、痛み、かゆみ、偏頭痛の症状の場合でも、休むのが一番です。
もちろん、抜けてしまう分の仕事は、誰かにしてもらう必要があります。気が引けると思う人もいるでしょう。
ですが、こういった症状は、仕事中に集中を切らしてしまう原因になります。注意力がいつもより鈍くなるのです。仕事中に思わぬミスをしてしまう可能性もあります。それを考えれば、仕事を休むのが一番です。
仕事に復帰すべきかどうか迷っている時には、お医者さんから、一度意見を頂きましょう。帯状疱疹の診察経験が豊富なはずですから、仕事の復帰の時期についても、具体的にアドバイスをしてくれるでしょう。
それから、仕事の内容や痛みの強さにもよりますが、もしも自宅でこなせる軽めの仕事があるならば、それを頂くのもいいでしょう。仕事の量は減りますが、仕事に欠員を作らない意味で、最もいい方法ですよ。
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無理をすると、後遺症が出てしまうことも!
帯状疱疹には、「帯状疱疹神経痛」という後遺症があります。どんな後遺症かというと、皮膚はきれいなったのに、痛みだけは残っている、というものです。
治療をするのが遅れたり、治療が不十分だったりすると、起きやすくなります。
帯状疱疹は、早期発見が遅れやすいので、誰でも、後遺症にかかってしまう可能性が大きい病気です。治療が遅れてしまうことは十分にありえます。
また、無理をして出勤をしてしまうことで、継続して、するべき治療がきちんとできないことがあります。
後遺症のこともきちんと考えた治療を受けるためにも、無理をするべきでありません。仕事はもちろん、お休みするべきですね。
でも、仕事以外で動くことは忘れないで!
仕事は休んだほうが良いのですが、だからと言って家で全く動かないで過ごすのもよくありません。痛いからといって全く動かないのも、じつは回復を遅らせます。
日常的な動作や趣味はリハビリだと思って、積極的にするようにしましょう(無理のない範囲で)。全く動かないと、気持ちまで沈みがちになってしまいます。
仕事への復帰は、体調が万全になってから復帰するのが一番です。日常的な動作や趣味をきちんとこなして、自信をつけてから仕事に復帰しましょう。そのほうが、気持ちの面でも安心できますよ。自分がやりたいことを最優先にしましょう。そこでうまくできた経験が、仕事へ戻る時の自信や、ポジティブ思考につながるのです。
まとめ
帯状疱疹にかかったら、いったん仕事を休んで治療に専念することが、後遺症を残さない秘訣です。
後遺症は、早期発見が遅れたり、治療がきちんとなされないせいで起こります。
無理をせずに、後遺症のことまでを考えた治療を行うことが大切になります。
仕事以外の面では、リハビリだと思って、無理のない範囲でたくさん動いてみましょう。
日常的な動作や趣味がうまくできることは、仕事へ戻る時の自信にもなります。
そして最後はお医者さんと相談して、仕事に戻っても問題がないか確認を頂いて下さいね。万全の状態で、仕事に復帰できるようにしましょう。
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