帯状疱疹は初期症状として、肩こりや神経痛が現れます。
強烈な痛みだったり、今まで感じたことがないような変な感じの痛みが出ます。この痛みは、ただの肩こりや神経痛だと思われてしまいがちです。
ですが、実は帯状疱疹による痛みだということがあるのです。
多くの人が気になっている、帯状疱疹はどうしてかかるのか、感染しないための予防法はあるのかについて、この記事ではお話します。
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帯状疱疹って何?どうしてかかるの?
帯状疱疹はどのようにして起こるの?
帯状疱疹は、水痘(すいとう、水ぼうそうのこと)・帯状疱疹ウイルスが神経に悪さをするせいで起こります。
水痘・帯状疱疹ウイルスは、水ぼうそうと帯状疱疹、両方の原因となるウイルスです。
ですので、帯状疱疹は感染症の一種です。
幼い時に水ぼうそうに感染した後、水痘・帯状疱疹ウイルスが体内に残って潜伏することがあります。
それが帯状疱疹の原因です。
そして、大人になった時に、帯状疱疹を発症することがあります。
発症の引き金となるのは、ストレスや加齢などで、免疫力が低下した時です。その時、潜伏していたウイルスが再び活発になり、症状が出るのです。
帯状疱疹は、感染するの?
帯状疱疹は、ウイルスが悪さをすることで起こる感染症です。
ですが、そのウイルスは既に、元々体の中に残っていたものです。外からもらって来て発症したわけではありません。
なので、帯状疱疹は人からうつされてかかる病気ではありません。
水ぼうそうの場合には、水ぼうそうの人から、水ぼうそうがうつることはあります。
ですが、帯状疱疹がうつって、水ぼうそうになることはありません。
ごく稀に、帯状疱疹の人から水ぼうそうがうつる場合もあるようですが、過剰に心配する必要は無いでしょう。
それから、水ぼうそうがうつって、帯状疱疹になることもありません。
帯状疱疹の兆候は?
帯状疱疹の初期症状には、肩こりや神経痛があります。この痛みが、帯状疱疹の兆候です。強烈な痛みや、今までに感じたことがないような痛みだと、かかった事がある人は言います。
そして一週間くらい、その痛みが続いた後に、皮膚に赤みや水ぶくれが出ます。
ですが、最初の一週間で出る痛みが、まさか帯状疱疹に繋がるものだとは、想像もつきません。
帯状疱疹による痛みなのかどうかの見分けが付きづらいのが、この病気の怖いところです。
あなたが肩こりや神経痛を感じた時に、このようなことに思い当たりませんか。「最近はよくストレスを感じるし、生活リズムも不規則になってきている…」と。
そう感じた時には、帯状疱疹を一度疑ってみるほうがよいでしょう。
また、「今までに経験したことがある痛みと、どこか違う気がする…」と感じた場合にも、帯状疱疹が疑われるかもしれません。
帯状疱疹による痛みなのかどうかを確かめるために、早めに診察を受けに行ってください。
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帯状疱疹の予防法は?
帯状疱疹にかかる引き金は、加齢やストレスなどから来る、免疫力の低下です。
加齢から来る、免疫力の低下は防ぎようがありません。加齢は仕方がないにしても、生活習慣を少し見直すことで、免疫力の低下を防ぐことはできます。
良い生活習慣が、同時に帯状疱疹の予防にも繋がります。
睡眠時間をきちんと確保することや、栄養バランスに気を遣った食事、運動も適度に行うことが大切です。自分なりのストレス解消法もあると良いでしょう。
まとめ
帯状疱疹は、基本的にうつったりうつされたりする心配はありません。
また、免疫力低下を防ぐ生活習慣によって、帯状疱疹を予防することが出来ます。
「最近何となく疲れている気がする」、「最近自分らしさを感じられない」、「最近の生活は、少し前と比べると不規則だ」、そう感じた時が、今の生活習慣を見直すチャンスです。
生活習慣の見直しが、回り回って帯状疱疹の予防にも繋がります。
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